正月休み。返上の返上。   

初詣しようかどうか迷っているうちに
昼になってしまいました。 まな虫です。

(注:カンボジアではお参りの際にお坊さんに食べ物を献上します。お坊さんは午前中しか食べ物を口にできないので、お参りは必然的に午前中になるというわけです。)

World New Yearを祝う習慣の無いカンボジアには、お正月休みはありません。
一応元旦だけは国の祝日になっていますが。

だから今日は授業があるんです。
大晦日に同僚に確認しても、
『元旦はお休みだけど、土曜日はいつもどおり午前中だけ授業あるよ』
と言われ、
『でも、あなたは土曜日も休んでいいよ』
とも言われました。

しか~し、日本の正月みたいに挨拶したり、正月番組見ながら御節を食べるわけでもなく、
あまりに暇すぎる元旦を過ごしたオイラは、

今日は、お正月休みを返上して出勤したわけですよ。
気合を入れて『仕事始めだ!』って。

毎朝7時には国旗掲揚と朝会があります。
いつもは小さな広場にギュウギュウに生徒が並んでいるのに。

今日は各列5~6人×3列。。。…明らかに少ない。

化学の授業は3-4コマだったので、
オイラは今更ながらの年賀状を出しにチョット学校を抜け出して郵便局へ。
(結局、郵便局やってなくて出せなかったんだけど。)

んで、学校に帰ってきたらこの有様。

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ちーーーーん。
(↑あ。さっちゃんの口癖。www)


えっと…さっきまでいた数少ない生徒たちの姿はいずこへ????(゜△゜)?


校長に話を聞くと、
『生徒がいなくて授業にならないから今日は終わり。ココにいた生徒はみんな家に帰ったよ。』

大晦日に、『土曜日来なくてもいい』といっていたわけが分かって、
思わず苦笑いをしたオイラを見て、
『日本はこういうこと無いの?』と校長先生。

オイラは笑いながらも
『日本はこういうこと無いよ。』
といって、今日は家で事務仕事をすることに。


日本では今日みたいな日でも学校で授業をやるといえば、学校へ来るのは当たり前。
もしそうでなくても、まじめに学校へ来ていたら
出席をとって記録に残し、その生徒たちが評価されるか、来なかった生徒の評価が落ちるかしますよね。

きっとカンボジアにはそういったことが無いんですね。
まぁ、今回の休校は今に始まったことじゃないんでしょうけど。

じゃ、日本と同じように評価をつければいいかというとそれも難しい。

カンボジアはまだまだ経済的に厳しい家庭が多いです。
プレイベンは特にほとんどの家庭が農業を営んでおり、
学生だって人手の要る時期には家の手伝いをしなければなりません。

そういう事情もあって学校を休むことも多く、『田植えで生徒が来ないから』『稲刈りで生徒が来ないから』と
休校になることもしばしば。

そうやって、家でも一生懸命頑張っている生徒の状況を知っているからこそ、
教師側も生徒を評価することもできず、休校になってしまうのも目をつぶっている状況なんではないだろうかと思います。

じゃ、そんな適当なことをして、卒業生を送り出している学校に対する評価はどうなのか?

これは昔の日本と同じような状況だと思います。
『学校に通えるだけいい』
『先生様々』といった扱いですから、学校に対して批判的な親は見たことがありません。
(出会っていないだけかもしれませんが。)

もちろん、ウチの学校のような状況ばかりではありませんが、
こういう学校も多いことは事実です。

物資の支援や技術支援もさながら、
こういったところもなんとか変えていかなくてはいけないのかもしれませんね。

2010年、年始から難しいことを考えてしまった まな虫でした。

by manamushi69 | 2010-01-02 13:12 | カンボジア派遣。

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